


1.大腸がんって?初期症状など基本からチェック!

大腸の始まりの場所は盲腸と呼び、右下腹部に位置します。
大腸は口側から盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸の6つに名前が分かれています。
2.臭いおなら・お腹がゴロゴロ鳴るのは大腸癌の前兆?

3.大腸がんの気づいたきっかけは?30代でも癌になる?

特に家族性大腸腺腫症やリンチ症候群の家系では、近親者に大腸がんの発生が多くみられます。
4. 大腸癌の手遅れの症状が出る前に!最新の内視鏡手術

【 まとめ 】

今回のコラムでは大腸がんについて解説しました。
このコラムが明日からのご自身のご健康にお役立て頂けることを願っています。

ご興味のある方は下記を参照ください。
FAQs
大腸がんの初期症状ってどんなの? ›
早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。 症状としては、血便(便に血が混じる)、下血(腸からの出血により赤または赤黒い便が出る、便の表面に血液が付着する)、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、便が残る感じ、おなかが張る、腹痛、貧血、体重減少などがあります。
大腸癌のきっかけは? ›当科受診のきっかけは、「検診で便潜血陽性といわれたため」、が9人(22.0%)と最も多く、次いで「血便に気付いた」7人(17.1%)、「腸閉塞で緊急入院」4人(9.8%)、「貧血の原因を調べるよう言われた」4人(9.8%)、「腹痛が続く」4人(9.8%)、「便秘が続く」1人(2.4%)でした。
横行結腸癌の症状は? ›- 便通の異常。
- 便に血液(鮮血あるいは黒色)が混ざっている。
- 下痢、便秘、あるいは残便感がある。
- 便が通常よりも細い。
- 腸内ガスの頻発に伴う痛み、腹部膨満、腹部膨満感あるいは疼痛性痙攣。
- 原因不明の体重減少。
- 極度の疲労感。
- 嘔吐。
痛みについて 大腸がん局所の痛みは内臓痛*1です。 大腸がんが腰椎に浸潤すると、神経障害をきたすことがあり、その時は背部や下腹部、太ももの前面~外側に痛みが起こります。 一方、直腸がんが腰椎や仙骨に浸潤すると、神経障害をきたすことがあり、臀部や会陰部、太ももの後ろ側や膝から足首までのところに痛みが起こります。
大腸癌はどういう人がなりやすい? ›増加の背景は、食生活の欧米化に伴う動物性タンパク質や脂肪分の摂りすぎ、運動不足、肥満、喫煙、飲酒などが挙げられます。 また、遺伝的な要因が関係していることもあり、家族性大腸腺腫症1)やリンチ症候群2)の家系の方では、大腸がんになる可能性が高いことが知られています。
S状結腸癌の初期症状は? ›早期では、ほとんどの場合症状は見られませんが、進行すると下血・血便・便秘・下痢を繰り返したり、便が細くなる、便が残る感じ、お腹がはる、腹痛、腸閉塞などの症状がみられます。
大腸がんの早期発見方法は? ›1)大腸がん検診の方法
大腸がんの死亡率を減少させることが科学的に認められ、大腸がん検診として推奨できる検診方法は「便潜血検査」です。 2日分の便を採取し、便に混じった血液を検出する検査です。 がんやポリープなどの大腸疾患があると大腸内に出血することがあり、その血液を検出する検査です(通常は微量で、目には見えません)。
肛門から離れた奥の方の大腸がんでは血便を自覚する事は少なく、息切れやふらつきなど貧血症状があらわれて初めて気がつくこともあります。 腸の内側が狭くなるために起こる腹部膨満感や痛みを伴うしこりが初発症状の場合もあります。 また、癌が大きくなって大腸の内腔を塞ぐと、嘔吐などの腸閉塞症状で発見されることもあります。
結腸癌の原因は? ›大腸がんの発生には生活習慣、特に食生活との関わりが深いと考えられている。 牛や豚、羊といった赤身の肉、ハムやソーセージなどの加工肉をよく食べる習慣や、低繊維・高脂肪の食事、過度な飲酒、喫煙は発症のリスクを高めるといわれる。
大腸がんの傾向は? ›生活習慣の傾向 数あるがんの中でも、大腸がん患者は国内で増加傾向にあります。 特に女性の場合は、食事の欧米化が大腸がんリスクの上昇に大きく影響していると指摘されています。 その他、喫煙、アルコールの過剰な摂取、肥満、牛肉・豚肉への食生活の偏りなども、大腸がんのリスクを高めます。
大腸癌 どこに多い? ›
大腸がんができやすい部位は直腸とS状結腸で、全体の約70%をしめています。 直腸は大腸の全体の約10%を占めますが、全大腸がんの約50%が発生するほどがんができやすい場所です。 2番目に多いのは便が長い間貯留しているS状結腸です。
下行結腸の症状は? ›一方、左側の大腸がん(下行結腸がん、S状結腸がん、直腸がん)は、血便などの出血、便秘・下痢、便が細くなるなどの症状で発見されることが多いのが特徴です。
大腸がんのお腹の痛みはどんな感じですか? ›大腸がんそのものではお腹の痛みや違和感が出現するはありません。 がんが進行して大きくなると腫瘍が便の流れを妨げたり、腫瘍から出血を起こすことで症状として自覚されるようになります。 早期の大腸がんは無症状のことが多いです。
上行結腸がんの症状は? ›発見されるころには癌が大きくなり、腹部のしこり(腹部腫瘤:ふくぶしゅりゅう)や、出血による貧血がおこり、全身倦怠感が出始めて気づくこともあります。 この様な状態の時は、癌で内腔が狭くなっており、腹部膨満感や無理に内容物を出そうとした結果、腹痛などの症状があらわれます。
大腸癌になると腰が痛くなりますか? ›大腸がんの症状で代表的なものは、血便、下血、便秘や下痢、腹痛のほか、腹部の違和感などですが、わかりにくいものとして腰痛やお尻の痛みがあります。 便の通過に伴って腫瘍が圧迫され、肛門の奥に鈍い痛みが出たり、臀部にかけて散痛が走ったりすることもあります。
大腸がん放っておくとどうなる? ›大腸がんの浸潤が進み末期の状態になると、がんの組織が大腸を突き破り、腸管からの出血を引き起こします。 この出血が持続すると重度の貧血につながることもあります。 さらに、腸管から腹腔内にばらまかれたがん組織は、腹膜に転移して「腹膜播種」という状態になると、腹水や水腎症、激しい腹痛など、様々な症状を引き起こします。
大腸癌のお腹の張りは? ›よくお腹がはる感じがする
ただし、稀なことですが大腸に通過障害(通りが悪くなっている状態)があってお腹が張る場合があります。 大腸がんが進行して通りが悪くなっている場合に、このような症状が出ることがあります。 お腹が張る感じが続いている方には、大腸内視鏡検査をお勧めします。
日本女性に大腸がんが増えた背景には、食生活や生活習慣などライフスタイルの変化があると考えられています。 例えば、食生活。 大腸がんのリスクを高める要因として牛や豚などの赤身肉を多く摂る食生活が、逆にリスクを下げる要因として野菜や果物を多く摂る食生活が指摘されていますが、現代の食生活はともすればハイリスクになりがちです。
大腸癌の好発年齢は? ›好発年齢は 50 歳代ですが、 まれに若年層や 10 歳代の方 に発症することもあります。 ② 好発部位 S 状結腸(約 30%)・直腸(約 40%)に多く発生します。 盲腸、上行結腸では症状がない事が多いです。 ③ 死亡率 男性:肺、胃についで第 3 位、女性:第 1 位になっています。
大腸がん 何歳が多い? ›大腸がんにかかる年齢は、50歳代から増加しはじめ、高齢になるほど高くなります。 男性に多い傾向がみられます。
S 字結腸とはどういう病気ですか? ›
イレウス・S状結腸軸捻転は、どんな病気? イレウスとは、原因はさまざまですが、腸の動きが悪くなり便が腸の中にたまってしまう病気です。 S状結腸軸捻転は、大腸のS状結腸という部分がねじれを起こす病気で、イレウスを生じさせます。
ガンの初期症状は? ›主ながんの初期症状についてまとめましたので参考にしてください。 頭痛の程度が徐々に強くなり、嘔吐の頻度が増える、歩き方や話の内容や話し方がおかしくなるなど。 のみ込むときの違和感、のどにしみる感じ、のどの痛み・出血、口を開けにくくなる、耳の周りの痛み、声がれ、鼻づまりや鼻血、耳が聞こえにくい、二重に見えるなど。
S字結腸の痛みは? ›上行結腸の場合は右側腹部、S状結腸の場合は左下腹部が痛みます。 炎症が軽いうちは腹部が周期的に痛み、下痢や便秘する程度です。 しかし、ひどくなると腹痛が持続的になり、更に発熱が出ます。 さらに悪化すると憩室に穴が空いて、腹腔内に便がもれ、腹膜炎や結腸周囲炎を起こすことがあります。
がんの早期発見のためには? ›がんの早期発見のためには、「症状が出てから」ではなく「症状が出るよりはるか前」に検査を行う必要があります。 ですから、症状が出ていないからといって油断をせず、定期的にがん検診を受けておくことが大切です。 市町村や職場、人間ドックなどを利用しながら定期的に「がん検診」を受け、がんの早期発見に備えるようにしてください。
大腸がんの診断方法は? ›大腸がんの疑いがある場合は、大腸内視鏡検査を行い、がんかどうかの確定診断を行います。 がんのある部位や広がりを調べるためには、注腸造影検査やCT検査、MRI検査などを行います。
癌 早期発見 どれくらい? ›④早期がんのうちに発見できる時間は、たった1~2年です 1つの細胞が1センチのがんになるまで、たとえば、乳がんでは、細胞分裂で30回、15年といった時間がかかります。 しかし、1センチのがんが、2センチになるには、たった3回の分裂、1年半ですむのです。 1センチ以下のがんは検査しても、発見が困難です。
大腸癌 便が細い どのくらい? ›細い軟便が続く場合は、大腸がんを疑え
便秘の人だと長さ5cmくらいの塊がポコポコ出ます。 これが大腸がんになると(とくに大腸の出口付近に腫瘍がある場合)、大腸が狭められて、直径1cmくらいの柔らかい便が出ます。
もともとの正常な大腸の粘膜は、きれいな血管が透けて見えます。 しかし潰瘍性大腸炎の方は、直腸に近づくにつれてこの粘膜に炎症が見られるようになります。 透けて見えるはずの血管が見えなくなり、代わりに白い粒々が出てきます。 この粒々から白い膿状の粘液が出てくるので、便は粘液便になります。
大腸がんの便通の変化は? ›がんが大きくなり腸管の内腔(腸の内側の空間)が狭くなると、便が通過しにくくなり、便秘や間欠的な下痢などの便通異常がみられることがあります。 また、さらにがんが大きくなると食べ物の通過が困難となり、腹痛や腸閉塞のような症状が現れる場合もあります。
直腸癌 なぜなる? ›直腸がんは、原因はわかっていません。 酒やたばこ、肥満の方や肉類をたくさん食べる方がなりやすいとも言われています。 一部の大腸ポリープは、がんになることがあります。 遺伝性の場合もあるので家族に直腸がん、大腸がんの人がいたら注意する必要があります。
直腸腫瘍の原因は? ›
その増えてきた最大の要因は食生活の変化であり、特に、動物性脂肪の摂取量の増加が、大腸がんの増加をもたらしたと考えられていますが、決定的な原因はまだ見つかっていません。 なかでも、直腸がんは日本人に多く、大腸がんのうち約40%を占めています。 直腸がんの症状で最も多いのは血便です。
大腸癌の発生頻度は? ›大腸がんの罹患率は男性では人口10万に対して82.0、女性は55.7でともに第2位です(2000年)。 粗死亡率は男性では人口10万に対して35.4で第4位、女性では28.2で第1位です(2004年)。 5年生存率は約70%。
大腸がんの確率は? ›腫瘍で腸が詰まった状態になり食物や水分の流れが悪くなると、腸閉塞になって便が出なくなり、そのため腹痛や嘔吐といった症状が出ます。